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薬剤部

新情報

 

 

薬剤部の特徴

ご挨拶

 

 

当薬剤部は病院薬剤師に必要な知識・技能・態度を高いレベルで修得できる職場です。つまり、だれもが同じ品質のものを患者や医療従事者に提供できるように業務を標準化しているため、仕事をしながら自然に学べる環境が整っているということです。従って、ジェネラリストを目指す人も、スペシャリストを目指す人も確実に実力をつけることができます。とても忙しい職場ですが、薬剤部スタッフ全員で助け合いながら、薬剤師の職能を十分に発揮して安全で適正な医療を推進しています。
その結果、他部署からの薬剤師への信頼は厚く、「薬のことは薬剤師に任せれば安心!!」という組織風土が定着している病院です。

 

概要

  • 薬剤師・・・31名(全て常勤、男性9人 女性22人
    調剤助手・・・5名   

  • 処方せん枚数
    内服・外用:外来346枚 
    入院6,855枚    
    注射:27,354枚 

  • 薬剤管理指導件数  1,617件

  • 退院指導件数 319件

  • 持参薬鑑別件数 801件

  • 抗がん剤調製件数 716件

  • TPN調製件数 221件

  • 疑義照会件数 450件

  • 保険薬局からの疑義照会対応件数 501件

  • 薬剤適正使用プロトコール実施件数 718件                 (2022年度1ヵ月あたりの実績)

 

とある薬剤師の一日 ・ 一週間

~8:30出勤

電車・バスを利用し病院へ出勤。マイカーで通勤する人も少なくありません。

8:35 朝礼

薬剤師全員で業務連絡の確認、正しい言葉遣いなどの唱和で一日が始まります。 

  
 
 
 
 
8:45~12:30 調剤業務

内用・外用薬の調剤はもちろん、持参薬鑑別、病院内外の疑義照会など多彩な業務をこなします

 
12:30~13:30 休憩

職員食堂や休憩室でお昼からの業務に備えて休憩をとります。
プライベートな話でもりあがることもしばしば。 



 
 
13:30~17:15 病棟業務

病棟に赴き患者さまに薬の説明をしたり、医師や看護師と相談し、よりよい医療を提供するために頭と心を使って働きます。
病院薬剤師としてやりがいを感じる一番の業務かもしれません。 

17:15~ 終礼・退社

残業をしないといけない日もありますが、早く帰れる日はプライベートも充実しています。 家でゆっくりしたり、みんなでご飯を食べに行ったり、勉強会で自己研鑽に励んだりしています。 

 

 

 

  • ・午後から翌日に使用する高カロリー輸液の調製業務を行います。清潔操作に気を配っています。
  • ・病棟の時間が少ない日もありますが、毎日業務時間内に必ず確保されています。
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  • ・休みは4週8休で、日曜日+月~土曜日のうちいずれか1日が休日となります。平日休みを利用して銀行や役所、ショッピングに出かけたりできます。

 

 

月に2~4回ほど居残り業務があります。
主に17時15分以降に出た処方の調剤や、時間外受診の患者さまの対応を行います。
また月1、2回の当直業務も行います。

 

 

抗がん剤の調製には細心の注意を払って行います。調製者が危険にさらされないようガウンを着用し、安全キャビネットで混注を行います。

 

 

その他の活動

当院薬剤部では積極的に院内・院外を問わずに勉強会へ参加したり、学会発表・論文投稿を行っています。

院内の勉強会は薬剤部内だけで行う勉強会(製薬企業を招いて行う勉強会・各薬剤師の症例報告会)や多職種向けの勉強会(NST勉強会、緩和ケア勉強会、呼吸器ケア勉強会、心臓病教室)などさまざまです。

 

 

 

学会へも積極的に参加しています。

 

 

新人教育制度

当院では新人1人に対して先輩が2人以上担当するプリセプター制度を導入し、業務のことからプライベートのことまで身近に相談できるような体制を整えています。
また定期的に業務の到達度のチェックを行うことにより、教えるべきことをもれなく教えるような取り組みをおこなっています。

 

専門薬剤師・認定薬剤師

当院薬剤科では専門薬剤師・認定薬剤師がその専門性を発揮して治療に貢献しています。また、資格修得に挑戦する薬剤師をサポートする体制が整っています。

 

石田茂伸【感染制御専門薬剤師】

感染制御専門薬剤師は感染制御全般を担い、抗菌化学療法認定薬剤師は抗菌化学療法に対する十分な知能・技能が要求されます。
私は以前より感染制御チームに所属していますが、チーム医療に貢献するためには自己研鑽し続けることが必要だと痛感していましたので、これらの資格を取得しました。
現在は、専門性を有した医師・看護師・検査技師とともに抗菌薬の適正使用に向けた業務に積極的に関わっています。その活動を通じて薬剤師の活躍がより期待されているのを実感しますので、 今後も更に感染領域における薬剤師の可能性を追求していきたいです。
 

田川優介【がん専門薬剤師】

がん専門薬剤師は高度化するがん医療に対応するため、がん薬物療法及び関連領域における高度な知識・技能と臨床能力を備え、かつ社会から信頼される薬剤師の養成を目的とした認定資格です。
臨床現場で活躍しているがん専門薬剤師から刺激をもらい、資格を取得しました。
がん薬物療法で用いる薬剤は従来の殺細胞性抗がん薬やホルモン剤に加え、2000年以降は分子標的薬や免疫チェックポイント阻害薬が開発され、その進歩は目覚ましいものがあります。それに伴い、薬剤の副作用管理が高度化、複雑化していることを痛感しています。日々、新しいことを学びながらがん治療に積極的に関わり、今後は化学療法や緩和医療における薬剤の適正使用に貢献しつつ、後輩指導も努められるよう精進していきたいと思います。

 

薬剤師の休日

当院薬剤師は仕事だけではなくプライベートも充実しています。

 

 

チームTシャツを作って堺シティーマラソンにエントリーしました

 

 

スノーボード &スキーin 岐阜

 

 

日帰りで白浜にいってきました。

 

 

新人歓迎会、忘年会は仕事のことを忘れて楽しく盛り上がります。

 

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