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プログラムの名称と番号

  名称:ベルランド総合病院臨床研修プログラム
  番号:030777102

プログラムの特色

 本プログラムは、社会医療法人生長会で働く職員の共有財産である『AIF(エイアイエフ)フィロソフィー』に基づき、「愛の医療と福祉の実現」を使命とした当施設において、医療サービスを利用される人びと(パートナー)とそのご家族、そして、地域社会と良好なパートナーシップを築きながら、有機的に診療を行っていくことのできる全人的な臨床医師を育成するために構成されている。
 当院で臨床研修を受けようとする研修医は、頻度の多い疾患、病態や外傷の基本的診療治療(プライマリ・ケア)を修得するとともに、医師として患者(パートナー)とその家族が抱える様々な身体的、心理的、社会的問題を認識・判断し、安全な解決法を図ることのできる診療能力を身につけることを目指している。
 そして、研修医が、本プログラムを通して、プライマリ・ケアに必要な基本的臨床能力(態度・技能・知識)を将来目指す進路へと繋ぐキャリアパスを描けると同時に、看護部、薬剤部や診療技術部といった他職種とのチーム連携医療を実践するコーディネーター的役割を発揮する能力や、医師として必要なコミュニケーション能力と判断力を自ら向上できる、自律した人間性をかん養することを目的としている。

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臨床研修の到達目標

 当プログラムにおける臨床研修の到達目標は厚生労働省の定める「臨床研修の到達目標」であり、同目標の定める研修の分野、期間並びに経験すべき内容は、研修医全員が修めるべきものとする。
 当目標は、「行動目標」と「経験目標」からなっており、「行動目標」は「医療人として必要な基本的な姿勢・態度」に関する目標であり、「経験目標」は「A経験すべき診察法・検査・手技」「B経験すべき症状・病態・疾患」「C特定の医療現場の経験」に関して研修医が経験すべき目標を各科プログラムに織り込んだ内容となっている。
 一方で、経験が不足していると思われる項目や未経験の重要項目のある研修医に対して、委員会並びに作業部会は当該研修医の目標達成状況と必要度に応じて、関係する診療科で研修する機会を与えるようにする。
 また、諸事情により研修医自身が研修を中断・辞退になった場合には、その後の進路についても相談等を行い、委員会と臨床研修室が支援する体制を取っている。

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カリキュラムの構成


 内科(6ヶ月)、救急&麻酔科(3ヶ月)、外科(2ヶ月)は1年次でローテートし、
 小児科(2ヶ月)、救急部(2ヶ月)、精神科(1ヶ月)、地域医療(1ヶ月)は2年次でのローテートとする。
 産婦人科(1ヶ月)と選択科目(6ヶ月)を組み込んでの計2年間のローテートとなっている。

1年次内科救急&麻酔科外科産婦人科
6ヶ月3ヶ月2ヶ月1ヶ月
2年次小児科救急部精神科地域医療選択科目
2ヶ月2ヶ月1ヶ月1ヶ月6ヶ月

※産婦人科研修を1年次に入れた1例。


  • 選択科目は内科(循環器内科、消化器内科、呼吸器内科、内分泌・代謝科(応相談))、外科、整形外科、呼吸器外科、心臓血管外科、脳神経外科、耳鼻咽喉科・頭頸部外科、泌尿器科、形成外科、眼科(応相談)、小児科、産婦人科、急病救急部、麻酔科、中央放射線部、病理診断科、精神科(協力病院)より複数選択可。

  • 精神科、地域医療は下記協力病院、協力施設において行なう。

    研修協力病院・協力施設、及びプログラム参加病院・施設

         
     精神科 医療法人六三会 大阪さやま病院
    医療法人サヂカム会 三国丘病院
     地域医療 社会医療法人生長会 愛風病院
    社会医療法人生長会 ベルライフケアクリニック
    医療法人祐希会 嶋田クリニック
    なかの医院
    朝山医院
    医療法人宏済会 三木内科
    すが内科クリニック
    神元クリニック
    近藤医院
    木村ファミリークリニック
    特別・特定医療法人頌徳会 日野クリニック
    澤田整形外科医院
    医療法人健祥会 山本整形外科
    医療法人いしかわくリニック
    きしぐちこどもクリニック
    医療法人将正会 山口こどもクリニック
    医療法人 森山耳鼻咽喉科
    平山こどもクリニック


    定員

      プログラム定員数 計12名(内訳:1年次 6名、2年次 6名)


    プログラム責任者

      安 辰一(アン タツイチ)
                  ・消化器内科 部長
                  ・臨床研修室 室長
                  ・臨床研修管理委員会副委員長

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    プログラムの管理運営体制

     「臨床研修管理委員会」は、当院の初期臨床研修を管理運営する組織である。プログラム責任者(教育責任者)、各診療科指導責任者、医療安全管理責任者、コメディカル(診療技術部、薬剤部)、看護部長と看護部役職者、管理部長(事務長)と管理部役職者等よって構成される。会議については、初期研修医の代表者も参加する作業部会(ワーキンググループ)と全委員が参加する委員会総会を開催する。


    1)臨床研修管理委員会(以下、研修管理委員会)の職務と権限

    1. 研修管理委員会は、当プログラムによる研修医の臨床研修の到達目標達成に責任を持つ。
    2. 研修管理委員会は、研修医の採用に対して、選考方法、試験の評価を行う。
    3. 研修管理委員会は、研修カリキュラム内容の検討、各研修病院とのプログラム間の相互調整、そして、研修指導医の承認等を行う。
    4. 研修管理委員会は、研修実施に関する各診療科や研修協力施設への連絡及び研修医の処遇、健康管理や指導を行う。
    5. 研修管理委員会は、研修医の研修継続の可否、修了時及び中断時における評価・承認、事務手続補助を行う。
    6. 研修管理委員会は、研修修了後及び中断後の進路について臨床研修室と連携し、相談・支援等を行う。
    7. 研修管理委員会は、2年間の臨床研修期間の中で、定期的に研修目標の達成度を確認、評価し、これを病院長に報告する。病院長は修了認定書、修了証発行の可否についての最終判定を行い、研修管理委員会総会にて病院長の承認による研修修了証交付者の報告をすると共に、その結果を厚生労働大臣に報告する。
    8. 研修管理委員会は、卒前実習の医学生から初期臨床研修医を経て、専攻医(後期臨床研修医)に至るまで医師のキャリアの一元管理に関わる。

    指導医の研修体制


     当院では、原則として、研修医1名に対し担当指導医1名とする(マン・ツー・マン体制)であるが、診療科における診療体制により、チーム制も併用している。指導医は、1)各診療科部長・副部長クラス、2)7年以上の卒後臨床経験を持つ医師、3)厚生労働省の認める指導医養成講習会を受講した医師、4)大学講師や臨床教授等内外で教育指導経験のある医師、そして、5)各種学会認定医、専門医保持者等といったものを条件に承認される。指導医には、行政や医師会、大学等の各種団体が実施するプライマリ・ケアの指導方法を学べる指導医講習会/ワークショップの受講を義務付けている。
     当院では、研修医が各診療科特有の疾患や病態に対して随時現場の上級医師からのアドバイスを受けることができる「現場経験重視型」の研修体制を取っている。担当指導医は、研修医がローテートする各診療科・部門の指導責任者と連絡を密にし、研修医の評価や指導について適宜検討し、研修医が目標を到達できるよう連携する。
     全ての指導医は、プログラム責任者によって統括され、研修管理委員会に集約されており、研修管理委員会は、研修医が一貫した研修指導を受けられるよう、診療科間及び施設間の研修環境の整備、研修医からの相談窓口、研修医及び医療診療部向けカンファレンスや講習会等の企画など、様々な面で研修医をバックアップし、臨床研修に専念できる環境作りと充実した研修内容の提供を心がけている。
     また、初期臨床研修医はすべて臨床研修室所属とし、基本的に病院長(研修管理委員長)及び臨床研修室長(プログラム責任者)の管理下に置かれる。

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    研修の記録及び評価方法

     研修医は、各科での研修修了後に、担当した入院患者、特殊患者、手術患者等の記録と自己評価を研修指導者(プログラム責任者)に提出し、指導医の三段階評価を受ける。研修管理委員会は、研修医のカリキュラム目標の到達度や内容を判定し、これら記録したものや研修医の申告内容に基づいて研修目標達成及び修了の可否判定を行うと共に、研修医には当プログラムの研修内容に対する評価等の意見を表明する場や検討する場を設ける、もしくは、定期的に意見聴取を行った結果を病院長に報告する。

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    研修修了の認定及び証書の交付

     2年間の臨床研修終了後に、研修管理委員会は基本及び必修研修目標の達成度を判定し、これを統括責任者である病院長に報告する。病院長は研修修了と目標達成についての最終判定を行い、研修修了証を交付し、その結果については厚生労働大臣に報告する。

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    研修修了後の進路

     2年間の初期臨床研修終了後の進路は、研修医の希望を聞き、適切に対応する。選択肢としては、当院の専攻医(後期研修医)として継続し、各種学会の専門医・認定医資格取得を目指すコース(専攻医期間は原則3年間)か、もしくは、他の医療機関(他院、大学病院、大学院への進学など)に進むコースのいずれかを選択できる。研修修了前から相談に応ずる。

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