| 診療内容 | 実績 | スタッフ | 診療担当表 |
当院では、冠状動脈バイパス手術などの術後フォロー、閉塞性動脈硬化症、下肢静脈瘤などの疾患を外来診療のみにて取り扱っています。
成人病の大きなリスクファクターは、肥満、車社会による運動不足、喫煙、加齢などです。成人病予防は運動(歩行や体操)を積極的に行い、無理をせずに長期に継続し、末梢循環を良くさせて、老化や動脈硬化を防ぎましょう。糖尿病、高血圧や高脂血症を合併していると動脈硬化は更に進行します。
健康診断で高血圧、不整脈(脈拍の乱れ)、コレステロールの高値、心臓肥大などを指摘されたら、症状がなくても専門医に積極的に診てもらうことが大切です。高血圧が持続すると心臓、脳(脳梗塞)や腎臓に障害が現れます。冠状動脈(心臓を養う血管)の動脈硬化が進行して、狭窄をきたすと狭心症、閉塞すると心筋梗塞となります。階段を登っている時やゴルフ中に胸痛が現れたら、循環器内科を受診し、精密検査(核医学検査、心臓カテーテル検査など)を必ず受けましょう。内科治療として冠状動脈も狭窄部を拡大します(経皮的冠動脈形成術、ステント挿入)。
内科治療が無理な時は直接心臓外科で冠状動脈バイパス手術を行います。人工心肺装置の不適合な重症疾患を合併している場合でも体外循環を使用せずに冠状動脈バイパス手術を行います(off-pump CABG)。また在院日数の短縮、切開創の縮小を意識して低侵襲の冠状動脈バイパス手術を行います。(MID‐CAB)。
心臓には4個の弁(僧帽弁、大動脈弁、三尖弁、肺動脈弁)があります。近年弁の変性疾患が増加しています。僧帽弁形成術も積極的に行っています。各患者様に最適な金属弁や生体弁(フリースタイルも含む)を選択しています。
- 胸部や腹部(真性)大動脈瘤は、無痛性であり、胸部レ線写真やCT、MRIなどで偶然指摘されます。突然破裂することがあり、放置することは絶対できません。解難性大動脈瘤は突然激しい胸痛や背部痛を伴います。緊急を要し、救急車で来院し、精密検査の上で手術適応を早急に決定する必要があります。
- 閉塞性動脈硬化症は、歩行時下肢の筋肉の疼痛、冷感、足先の皮膚や爪の蒼白、紫色変化などの症状が現れ、超音波ドップラーや血管造影(外来でのMRIアンギオで対応可能)で狭窄や閉塞部位を確認し、人工血管に置き換えます。突然動脈が閉塞すれば、緊急で血栓除去を行います。
- 下肢静脈瘤では、静脈の怒張と蛇行が現れ、下肢の倦怠感、鈍痛、緊張感を訴え、進行すると色素沈着、湿疹や皮膚潰瘍を形成します。弾性ストッキングを着用し改善がなければ、硬化療法や静脈抜去術を行います。大腿深部静脈血栓は肥満、高脂血症、長期臥床などで発症しやすく、下肢が腫れます。まれに血栓がはがれ、肺の血管につまると突然呼吸困難が現れ、肺塞栓症を引き起こします。










