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平成22年5月1日、院内助産院を開設しました。
妊婦さんやご家族の意向を尊重し、安全で安心、快適な妊娠・分娩・産後を助産師がサポートしていきます。







 府中病院の産科にある院内助産院とは、日本に古くからある助産院での自然でアットホームな良さを取り入れた分娩システムです。
 妊婦さんが主体となり、自然な流れに沿った分娩が行えるように院内助産院担当の助産師は実務経験7年目以上のベテランが立ち会います。また、妊婦さんやそのご家族の意向を尊重し、安全で安心、満足な妊娠・分娩・産後が送れるように院内助産院担当助産師がサポートしていきます。
 助産師は、法律に基づいて、正常な妊娠・分娩・産褥経過であれば助産師の責任において診察・ケアが行えます。医療介入が必要となった場合は、すぐに医師と連携がとれる体制を整えています。

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 出産するのは妊婦さんご自身です。自分らしい出産やより自然で安全な出産をするためにもご自身の健康管理が大切です。
 分娩は何が起こるかわからない予測不可能な側面を持つものです。人間の力が自然の作用に及ばない場合があります。言い換えれば「100%の命の保証はありえない」のです。自分らしい出産をしたい、こうしたいと希望を持っていても変えなければならないこともあるかもしれません。
 院内助産院のシステム・内容や妊娠分娩に伴うリスクについて説明を受けたうえで、妊婦さんご本人及びご家族が、十分ご理解、納得されたうえで同意書を提出していただきますようお願いします。

 同意書に署名されたあとに、通常の医師立会いシステムにお気持ちが変わった場合はいつでもお申し出下さい。

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  院内助産院をご利用できる方は、次の基準を満たしている方です。
  • 妊娠経過が正常である
  • 妊娠合併症がないこと
  • 既往歴が妊娠経過の中で問題にならないこと
  • 分娩時の年齢が16歳以上35歳以下であること(経産婦で35歳以上である場合は医師の許可を得ることが必要)
  • 前回の妊娠・分娩既往歴に異常がないこと
  • 本人の希望がある(助産施設利用者は不可)
  • 夫の同意がある
  • 単胎で経腟分娩が可能と判断されている
  • 妊娠37週~妊娠41週6日の間の分娩である
  • 非妊時体重80kg以下、身長150cm以上(150cm以下の経産婦は経腟分娩をしていること)
 基準を満たさない場合でも、医師と相談し、許可があれば利用できる場合もあります。
 また、院内助産院での分娩を希望された場合でも妊娠経過中に定期で数回は、医師の診察を受けていただきます。
 異常が予測される場合は医師の診察を受けていただき、場合によっては、院内助産院のご利用をお断りさせていただく場合もあります。

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  医療行為の必要があると判断した場合、必要に応じて医師に依頼します。

<会陰切開と裂傷>
 院内助産院では、基本的には会陰切開はしませんが、必要時は行います。
 表皮の軽い裂傷で、出血のないものは、縫合を行わず経過をみていきます。
 縫合が必要な場合は、医師が縫合します。

<薬剤投与>
 分娩時の血管確保は行います。
 点滴や薬剤が必要と判断された場合は、医師の指示のもとに行います。

<ハイリスク分娩への移行>
 分娩経過中や産後に異常があれば、必要に応じて医師に診察を依頼します。
 医師による管理が必要と判断された場合は、吸引分娩や帝王切開になることもあります。その場合は、院内助産院の担当助産師から説明を行ったのち、医師からも説明を行います。

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  (妊娠期)
  • 院内助産院の担当助産師が助産師外来で妊婦健診を行います。
  • お産に向けての「からだとこころ」の準備(バースプラン)を一緒に考えていきます。
  • 作成したバースプランを院内助産院の担当助産師と共有します。
  • 分娩前準備教育などの両親学級は院内助産院利用以外の妊婦さんといっしょの集団指導を受けていただきます。
  • 産科病棟や分娩室などを見学していただきます。
  (分娩期)
  • バースプランに沿った分娩ができるように、ご本人やご家族と話し合いながらケアを行っていきます。
  • 分娩の進行状況の観察や胎児心拍の聴取を行います。
  • リラックスした環境づくりを行います。
  • 楽な姿勢や痛みを和らげるようなケアを行っていきます。
  • 分娩の介助は院内助産院の担当助産師が行います。院内助産院の担当助産師間で交替する場合もあります。
  (産褥期)
  • その日の担当助産師が授乳介助、育児技術指導を行います。
  • 退院後の生活と母乳育児についてイメージできるよう母児同室となっています。
    お部屋は個室です。
  • 退院診察は、院内助産院の担当助産師が医師と一緒に行います。
  (退院後)
  • 必要な場合は、院内助産院の担当助産師が退院後フォローアップ健診を行います。
  • 一ヶ月健診での診察は、院内助産院の担当助産師が、医師と一緒に行います。

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  医師立会いシステムでの分娩料金と変わりません。



院内助産院のシステム・内容について、ご不明な点がございましたら遠慮なく助産師にお聞きください。

府中病院  産科病棟
(代表)  0725-43-1234

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