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ロボット手術に関してよくある質問

Q.ロボット手術のメリットは?

高性能カメラを使用するため、より繊細なで立体的な画像をみながら手術が行えます。また多関節機能によって腹腔鏡手術では到達しにくかった場所にもスムーズにアプローチできます。
さらに手ぶれ補正機能が標準装備されており、精密な手術を行うことができます。

 

Q.ロボット手術のデメリットは?

ロボット手術を安全に行うために,ある程度の慣れが必要です。
そのためにインテューティブ社が認定する研修を受け、合格する必要があります。また触覚がなくそれを視覚で補うため、細心の注意が必要です。

 

Q.ロボットはどんな病気で使えるのでしょうか?

2020年4月現在、保険診療として胃がん、直腸がん、食道がん、膵臓がん、前立腺がん、
膀胱がん、腎臓がん、肺がん、子宮がんなどです。当科では胃がん、直腸がんに対して行っております。

 

Q.ロボット手術の費用は?

上記の保険診療適応の病気に対しては、患者様がお支払いになる医療費は腹腔鏡手術と同等です。

 

Q.腹腔鏡手術との違いを教えてください?

腹腔鏡手術は3名の外科医によって行われます。術者、助手、カメラ助手がそれぞれの役割を担うことで手術が進行します。
一方ロボット手術は一人の術者によってのみ行います。術者が3本のロボットアームとカメラを自分で動かすことによって、術者の思いのまま自由自在にロボットを操る事ができます。助手は患者様のすぐ隣で待機しており,ロボット手術が円滑に進むようにします。

 

Q.今後の展望を教えてください。

術前に化学療法や放射線治療が必要な高難度な直腸がんに対してこそロボット手術が有用な可能性が高いと考えますので、直腸がんに関しましてはすべての症例に対してロボット手術を提案させていただきます。また胃がんに対しましては特に進行がんで合併症の発生率が低い可能性がありますので、
ロボット手術を提案させていただきます。

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