研修医募集

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病理診断科

病理診断科 専攻医(後期)  臨床研修プログラム

プログラムの目的と特徴

1)病理専門医育成のための研修プログラムで、研修期間は原則4年間としますが、臨床医を目指す研修医で病理診断の基礎を学びたい方の短期研修も可能です。

2)病理診断、細胞診断に必要な技術と知識の習得、病理解剖やその診断能力の習得を目的とします。当科は日本病理学会研修認定施設であり、4年間の後期研修終了後には、病理専門医試験の受験資格を得ることができます。

3)当院は地域医療支援病院として、堺市南部の基幹病院の役割を担っていて、各科よりさまざまな病理・細胞診検体が提出され、偏りのない症例を多数経験することができます。平成25年度の実績として、組織診7618件(うち迅速診断300件)、細胞診7142件、剖検9件でした。

4)研修は日本病理学会の病理専門医研修カリキュラムに準拠したカリキュラムで行ないます。

一般目標(GIO)

病理専門医として適切な医療に貢献するために、診断病理学に必要な知識、技能、態度を身につける。

行動目標(SBOs)

Ⅰ.必要な知識

 1)病理業務に関わる知識
  1.病理業務に関する法および制度を説明できる。
  2.病理業務に関するリスクマネージメント(医療廃棄物問題を含む)を説明できる。
  3.病理業務の資料を管理し、保存できる。
  4.病理業務でえられた人体材料を研究に用いる際の手続きを説明できる。

  2)病理診断に必要な知識
    1.基本的な病理組織標本の作製過程を説明できる。
    2.免疫組織化学を含む特殊染色の原理を説明し、結果を評価できる。
    3.電子顕微鏡標本の作製過程を説明し、結果を評価できる。
    4.分子病理学的検索の原理を説明し、結果を評価できる。
    5.病理診断に必要な臨床的事項を的確に判断し、病理診断との関連性を説明できる。
    6.病理診断に対してコンサルテーションの必要性を判断できる。
 

Ⅱ.必要な技能

    1.病理解剖を執刀できる。
    2.臨床事項と考察を含めた病理解剖報告書を作成できる。
    3.偏らない臓器・組織から得られた生検、手術材料を診断し、報告書を作成できる。
    4.細胞診材料を診断し、報告書を作成できる。
    5.迅速病理診断において良悪性の判定をし、適切な報告ができる。
    6.基本的な病理組織標本の作製(切出しから標本作製まで)を実施できる。
    7.病理業務におけるバイオハザード対策を実行できる。
    8.CPC(Clinicopathological conference)や臨床とのカンファレンスにおいて、病理所見を的確に説明できる。


 

Ⅲ.求められる態度

  1.病理診断、剖検およびCPCなどに際して患者や遺族に対する配慮ができる。
   2.病理業務において、臨床医と適切に対応できる。
   3.学生、臨床研修医および病理専門医初期研修医に対する病理の指導ができる。
   4.病理業務に関してコメディカルと協調できる。
   5.病理診断の精度管理について積極的に参加する。
   6.学会、研修会、セミナーに積極的に参加する。
   7.病理業務の社会的貢献に積極的に関与する。
   8.人体病理学に関する研究を行い、結果を報告できる。

 

診療責任者

病理診断科部長:米田 玄一郎

 

研修内容

生検・手術材料の病理診断 5000件以上、細胞診1000件以上、術中迅速診断50件以上、剖検40例以上を指導医の指導のもとに経験、診断を行う。臨床各科とのカンファレンスに参加する。日本病理学会、日本臨床細胞学会、診断病理や細胞診に関するセミナーに参加、発表を行う。
2年目以降、希望すれば大阪大学医学部病理病態学教室・附属病院病理部での研修も可能です。

 

週間スケジュールの一例

 
                    
午前 指導医とともに
切り出し
肉眼診断
術中迅速診
指導医とともに
切り出し
肉眼診断
術中迅速診
指導医とともに
切り出し
肉眼診断
術中迅速診
指導医とともに
切り出し
肉眼診断
術中迅速診
指導医とともに
切り出し
肉眼診断
術中迅速診
   
午後 鏡検
報告書作成
術中迅速診断
鏡検
報告書作成
術中迅速診断
鏡検
報告書作成
術中迅速診断
鏡検
報告書作成
術中迅速診断
鏡検
報告書作成
術中迅速診断
   
夕方 指導医によるチェック 指導医によるチェック 指導医によるチェック 指導医によるチェック 指導医によるチェック    
その他 剖検、剖検診断、CPC(月1回)、臨床各科とのカンファレンス

 

指導体制

米田 玄一郎(病理診断科部長)
 

 

取得を目標とする資格

死体解剖資格、日本病理学会病理専門医、日本臨床細胞学会細胞診専門医

 

研修終了後の進路

当院常勤病理医として勤務、大阪大学医学部病態病理学教室スタッフとして研究・教育・診療に従事、大阪大学医学部病態病理学教室の関連病院への就職が可能です。

 

 

 

※プログラム内容:平成26年5月1日現在

 

 

 

 

 

 


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