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リハビリテーション室
実績
回復期リハビリテーション病棟の実績【2022年度】
実績指数
基準に比べて、実績指数が上回っています
「当院回復期データベース」より(2022年4月~2023年3月)
実績指数とは
リハビリテーションの効果を測る指標の1つです。回復期リハビリテーション病棟から退院された入棟期間を所定の計算式に当てはめて算出します。
原因疾患別にみた入院割合
全国の回復期病棟よりも積極的に脳血管系の患者さんの入院をお受けしています
全国:回復期リハビリテーション病棟協会調査資料より(2023年2月発行分)
当院:「当院回復期データベース」より(2022年4月~2023年3月)
原因疾患別にみたADL利得
すべての疾患別で効果を示しています
FIMとは…機能的自立度評価表(Functional Independence Measure)の略語です。
患者の日常生活動作(食事・整容・清拭・更衣・排泄・入浴など)を見る検査法。
全部で18項目(1項目あたり1点~7点)あり、合計18点~126点、合計点数が高いほど、実生活での日常生活動作の自立度が高いことを意味します。
FIM利得とは…退院時のFIM点数-入院時のFIM点数
重症患者割合、および、在宅復帰率
重症患者さんを多く受け入れている中で、基準に比べて高い実績を示しています
回復期リハ病棟入院料Ⅰ算定要件 | 基準値 | 当院年間平均値 |
---|---|---|
入院時重症患者割合 看護必要度B項目10点以上 |
40%以上 | 55.4% |
退院時看護必要度B項目 4点以上改善割合 |
30%以上 | 93.3% |
在宅復帰率 | 70%以上 | 95.6% |
在院日数、および、患者1人あたりの平均訓練実施時間
(※1単位:20分)
全国平均 | 当院 | |
---|---|---|
平均在院日数 | 70.5日 | 84.8日 |
患者1人あたりの平均訓練実施時間(単位/日) | 6.3単位 | 7.2単位 |
全国:回復期リハビリテーション病棟協会調査資料より(2023年2月発行分)
当院:「当院回復期データベース」より(2022年4月~2023年3月)
地域包括ケア病棟の実績【2022年度】
施設基準の指標
施設基準に比べて自宅等からの入院も積極的に対応しており、リハビリ強化入院の相談もお受けしています
地域包括ケア病棟入院料Ⅰ算定要件 | 基準値 | 当院年間平均値 |
---|---|---|
自宅等からの入院割合 | 20%以上 | 26.2% |
緊急入院の受け入れ | 9件/3月以上 | 4.1件/月 |
重症度医療看護必要度 | 12%以上 | 18.8% |
在宅復帰率 | 72.5%以上 | 82.0% |
原因疾患別にみた入院割合
地域包括ケア病棟では、大腿骨頸部骨折後や圧迫骨折などの運動器疾患の患者さんも多く受け入れています
地域包括ケア病棟におけるADL利得
回復期リハビリテーション病棟と同等に効果を示しています
当院:「当院地域包括データベース」より(2022年4月~2023年3月)
在院日数、および、患者1人あたりの平均訓練実施単位数
円滑な在宅復帰支援を実践しています
(※1単位:20分)
基準値 | 当院実績値 | |
---|---|---|
在院日数(日) | 60.0日 | 41.0日 |
患者1人あたりの平均訓練実施単位数(単位) | 2.0単位 | 2.5単位 |
摂食嚥下リハビリテーションの実績
摂食嚥下の評価・治療も積極的に行っており、効果を示しています
回復期リハビリ病棟 | 地域包括ケア病棟 | |
---|---|---|
摂食嚥下療法 総介入数(件/年) | 110件 | 79件 |
普通食へ改善(とろみなし)(件/年) | 71件 | 15件 |
経管栄養患者数(人/年) | 26人 | 4人 |
経管栄養離脱(人/年) | 17人 | 2人 |
嚥下障害改善率(%) | 64.5% | 19.0% |
経口摂取回復率(%) | 65.4% | 50.0% |
嚥下障害改善率:普通食まで回復した患者数/ST介入件数
経口摂取回復率:3食経口摂取に移行した患者数/経管栄養患者