診療科・部門紹介

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リハビリテーション室

取り組み

具体的なチームアプローチの内容

  • 1)食事は食堂で、可能な限り経口摂取していただきます。
  • 2)洗面は朝夕洗面所で、口腔ケアは毎食後実施します。
  • 3)トイレでの排泄を目標として、オムツは極力使用しない援助を目指します。
  • 4)入浴は能力に応じた浴槽を準備し、安心して清拭・入浴が行えるように援助します。
  • 5)病棟生活から普段着で過ごせるように更衣動作の支援も積極的に行っています。
  • 6)一人ひとりの体型や姿勢に合った車椅子を選定し用意します。
  • 7)転倒や誤嚥等の事故防止対策を徹底します。
  • 8)可能な限り日中はベッドから離れて過ごしていただきます。

POC(:Point Of Care)リハビリテーションの実施

ベルピアノ病院_リハビリテーション室_POC

当院では、地域包括ケア病棟において『POCリハビリテーション』と総称されるチームアプローチを実践しています。療法士が一定の時間帯に病棟へ常駐することで、生活行為(食事・整容・排泄・着替えなど)の練習を病棟生活の実際場面で介入し、患者さま個々の機能に応じた活動が安全に行えるような支援に努めています。
また、ご家族に対しても、退院後の介護方法の相談や、助言を行っています。

促通反復療法(川平法)

ベルピアノ病院_リハビリテーション室_促通反復療法(川平法)

促通反復療法(川平法)とは、脳卒中後に片麻痺になられた患者さまの麻痺の改善を目的としたリハビリ訓練方法です。 麻痺した手や足を操作(促通治療)することで意図した運動(随意運動)を実現し反復することでそれに必要な大脳から脊髄までの神経回路を再建・強化することを目的とした治療法です。
当院では、回復期(発症から約6ヶ月程度)の方を対象として、医師の指示のもと機能回復を目指して実施しています。

摂食嚥下機能評価入院

加齢や脳血管障害などにより、食べ物をうまく噛めない、飲み込みに障害のある方を対象に、約2週間程度の短期入院での摂食嚥下(せっしょくえんげ)機能全般について評価入院を受入れています。お口から安全に食べられるようにご本人様・ご家族様に病状の説明とアドバイスをさせていただき、飲み込みの障害の程度によって一人一人に合わせたリハビリテーションを計画します。
検査は「胸部レントゲン撮影」「嚥下スクリーニング検査」「嚥下造影検査、または、嚥下内視鏡検査」を含む予約入院として行います。

※入院をご希望される場合は、入退院支援室まで

ベルピアノ病院_リハビリテーション室_摂食嚥下機能評価入院

【問い合わせ先】
 ベルピアノ病院 入退院支援室
 Tel :072(349)6700(代表)
 Fax:072(349)6709

嚥下造影検査(VF検査)の実施

ベルピアノ病院_リハビリテーション室_嚥下造影検査(VF検査)

嚥下機能の確認のため、医師・放射線技師・看護師・言語聴覚士のチームで週1回実施しています。

先進医療に向けた取り組み

機能的電気刺激(FES)や歩行補助装置(ロボット)を用い、脳卒中・脊髄損傷後の患者さまの運動麻痺に対しては、機能回復を促進する介入を実施しています。

  • ベルピアノ病院_リハビリテーション室_先進医療
    トレッドミル歩行
  • ベルピアノ病院_リハビリテーション室_先進医療
    低周波(FES)治療

吃音外来

※吃音症の外来リハビリは完全予約制です。
外来受診にはあらかじめ紹介状と事前の予約が必要となりますのでご注意下さい。

吃音の症状には、ことばの「くり返し」「引き伸ばし」「ブロック」の中核症状の他に、「工夫」「回避」の二次的症状も含まれます。重症度は症状の頻度ではなく、進展段階のどこに位置するかで評価します。当院では、進展段階第3層または第4層の成人の吃音症を対象に、自然で無意識な発話の再獲得を目指した訓練を実施しています。

ベルピアノ病院_リハビリテーション室_吃音外来

※遠隔リハビリで吃音訓練を受けたい方は、こちらをご検討ください。

脳梗塞集中リハビリセンター 大阪りんくうタウン

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