2020年よりコロナ禍が始まり、今までの日常生活が様変わりしました。そして「新しい生活様式」が提言されましたが、医療現場や地域で助産活動・教育をする中で「新しい生活」をどのように受け止め支援につなげるか、多くの悩みや苦労を抱えながら模索する時間を過ごされてきたのではないでしょうか。私も地域で働く助産師として、いろいろな想いを抱きながら活動をしてきました。本来であれば、この困難な時こそ会員の皆さま同士が顔を合わせ、想いを共有できる時間を設けたいと考えておりましたが、2018年以降同窓会が開催できていませんでした。しかし、新型コロナウイルス感染症の5類移行に伴い、今後は同窓会開催に向けて活動していきたいと考えています。
同窓会は、「会員相互の友情と信頼を元に、会員の親睦を図る」「母校と社会医療法人生長会の発展、品性の陶冶と技術の向上に努め、助産学の向上に寄与すること」を目的としています。次回の同窓会では会員の皆さまとの交流を図り、顔の見える関係性を構築できるように、また何より、この数年のさまざまな想いを卒業生同士で大いに語り合える有意義な時間となるよう努めたいと思っております。
最後になりましたが、会員の皆さまのご健康とご活躍を祈念するとともに、本会へのご参加とご協力をお願い申し上げます。

ベルランド看護助産大学校　助産学科同窓会
2022～2023年度会長
西　智帆