Sさん

看護の勉強が厳しかったため助産学科での1年は余裕だと思っていましたが、本当に大変でした。でも学校に来たらみんなでワイワイしていて。その時間があったから乗り越えられたように思います。みんな本当に仲が良かったです。

Kさん

女性のからだのことを学ぶさまざまな授業を通して、自分自身のからだや心にも向き合うようになりました。私は予定をつめこむタイプだったので、そのままだと実習も持ちこたえられなかったと思います。休む時はきちんと休息するなど、この1年でメリハリをつけられるようになりました。

Mさん

私は看護学生の時よりも、人の立場に立ってものごとを考える力がつきました。例えば、虐待において、今までは被害者側である子どもに目を向けていましたが、この1年間の実習を通して加害者側にもさまざまな気持ちがあることがわかりました。幅広い視点で考えられるようになったことが成長だと思います。

Kさん

ケース実習は一生忘れないと思います。妊娠期、分娩期を経て、産褥期になった時には、妊婦さんが他愛のないことから大事なことまで全部話してくれるようになり、妊婦さんと助産師の関係性の近さがすごいと思いました。
受け持ちの妊婦さんは最終的に緊急帝王切開になりました。私は帝王切開も経膣分娩も同じお産のつもりでいました。しかし妊婦さんと話し指導する中で、「帝王切開と経膣分娩は違う」という意識を自分が持っていたこと、また妊婦さんにとってはどのような様式でも貴重なお産だということに気づくことができました。 長く関わってきた方が緊急帝王切開でお産する姿を見て、経膣分娩と変わらない感動を覚えました。
お産は様式に関係なく、その方にとって大切なひとつの命が誕生することだと改めて感じました。

Mさん

妊娠期の保健指導時はまったく自信がなく不安だったため、妊婦さんからの質問に答えられず、指導者さんに助けてもらうこともありました。しかし回数を重ねるにつれて、自分に向けて質問してくださったり、分娩時に「学生さんにできたらそばにいてほしい」と言っていただいた時は本当にうれしかったです。
その時、信頼関係がないと安心してお産してもらえないこと、そして継続した関わりがとても大事であることを1番学ぶことができたように思います。

Kさん

家から1番近かったことと校舎がきれいだったこと、定員が他より多いこと（笑）です。
あと、他の学校と比べて、いろいろなところに実習に行けることを知っていたので、おもしろいことがたくさんできるように思いました。

Sさん

看護学校に来られていた外部講師の先生から「ベルランドはおもしろい」と聞きました。「おもしろいのだったら行こうかな」と（笑）。最中はとても大変でしたが、振り返ってみると本当にたくさんのことを学ぶことができました。

Kさん

ベルランドはきれいで設備が整っています。私は先輩からいろいろな話を聞いていたので、志望校の選択肢の中にずっとありました。本来医師が行う会陰縫合の授業などもあることをホームページで知り、なかなかできない体験もここならできそうだと思いました。そういったさまざまな知識は、助産師として働き始めてからもとても役立つだろうと思って。

Mさん

私の先輩もベルランドに進学しましたが、接点がありませんでした。そこで進路の先生に相談すると「ベルランドはさまざまな実習先があるから、多くの経験ができると思う」と言われました。自分でもインターネットで調べたところ、ベルランド総合病院の周産期母子センターなどで最先端の医療を学べるのではないかと思って決めました。

Kさん

実習ではいろいろな施設へ行きました。コロナが少し落ち着いた時には、保健センターにも行くことができました。実際に行ってみないとわからないことばかりだったので、病院だけではなく、さまざまな施設に行かせてもらえたことは本当に助産師として幅が広がると実感しました。それまでは病棟で働くイメージしかありませんでしたが、多くの活躍の場があることを感じることができました。
また、お産を10例、達成することができて良かったです。他の学校では「2例……」などという話を聞くこともあります。長く受け入れてくださる病院や、「こういう指導者になりたい」と思える方に出会えたことも本当にうれしかったです。

Sさん

あと、ベルランドは地方出身の学生が結構多く、出身地がみんな違っておもしろかったです。　
先生がやさしく、外部講師の方がたくさん指導に来てくださるところも良かったです。産科の先生はみんな教え方が違いますし、スライドの内容も違っていました。ドクターの現場の話もそれぞれに違った視点があり、とてもおもしろかったです。
少人数だったので、クラスメイトとの仲も深まり、先生とも関わりやすかったです。先生が個別に、丁寧に指導してくださったのは本当にありがたかったです。