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検査項目と解説

検査によって「何がわかるか」を解説します。
受診をご検討中の方は内容確認に、受診された方は結果票の参照にご活用ください。

基準値

掲載の基準値は、実際に健診機関で用いられている値や各学会の提示値をもとにしています。
ただし、健診機関や測定方法などによって異なる場合がありますので、目安としてご覧ください。
また、基準値から外れていても直ちに病気を意味するものではありません。
問診・診察などを含めた総合的な評価で判断します。

身体測定・血圧測定

肥満・高血圧は虚血性心疾患や脳血管障害など動脈硬化性疾患の原因となります。

  • 標準体重

BMIが22となる体重をその身長の標準体重とします。

  • 算出方法

    標準体重=(身長m)2×22

  • 肥満度

身長・標準体重・体重より計算します。

  • BMI(Body Mass Index)
  • 算出方法

    BMI=体重Kg/(身長m)2

成人の理想値は22で、25以上は肥満です。

  • 体脂肪率

体内に占める脂肪の割合を示します。肥満がなくても体脂肪率が高値の人は内臓脂肪型肥満が疑われます。

  • 腹囲

内臓脂肪の蓄積の目安となります。
男性≧85cm、女性≧90cmの時、内臓脂肪面積(腹部CT画像)の男女とも≧10000mm2に相当します。

  • おへその高さで水平に計測します。
  • 血圧
  • 正常血圧

    収縮期血圧 <130mmHg、かつ拡張期血圧 <85mmHg

  • 正常高血圧

    収縮期血圧 130~139mmHg、または拡張期血圧 85~89mmHg

  • 軽症高血圧

    収縮期血圧 140~159mmHg、または拡張期血圧 90~99mmHg

  • 中等度高血圧

    収縮期血圧 160~179mmHg、または拡張期血圧 100~109mmHg

  • 重度高血圧

    収縮期血圧 ≧180mmHg、または拡張期血圧 ≧110mmHg

  • 1度の測定で判断することは困難です。日頃からご自身で血圧を測定することをおすすめします。
聴覚検査

聴力は、激しい騒音内での生活で低下する場合があります。また、一部の脳腫瘍などでも片側性に低下する場合があります。急な聴力低下は精密検査が必要です。

  • 選別

『きこえ』が日常生活において支障があるかないかを調べます。会話領域を代表する1000Hzと、高音域の難聴が現れやすい4000Hzの音が聞こえるかを調べます。

  • 閾値

各周波数の音がどのくらい小さな音まで聞こえるかを測定します。年齢とともに高音域の難聴があらわれます。

  • 測定周波数

    1000Hz・4000Hz(1泊2日コースのみ250Hz・500Hz・2000Hz・8000Hz)

眼科検査
  • 視力

遠くを見る視力です。基準値は1.0以上です。

  • 眼圧

角膜に空気を噴射し、眼の中の房水の圧力を測定し、緑内障などを発見するスクリーニング検査です。緑内障とは何らかの原因で眼圧が上昇し、視神経が圧迫され、視力低下や視野狭窄(きょうさく)が出現する病気です。

  • 眼底

眼底から血管、視神経、透光体を直接観察します。白内障や緑内障、加齢黄斑変性の有無、高血圧や動脈硬化の変化をI、II、IIIで判定します。

生化学検査
  • 総蛋白

血液中の蛋白量です。栄養障害、肝機能障害や腎機能障害で低値を示します。

  • アルブミン

アルブミンは総蛋白の60~70%を占めます。肝機能障害や腎機能障害で低値を示します。

  • A/G比

アルブミンとグロブリンの比率です。肝機能障害や膠原病などで低値を示します。

  • 総ビリルビン

黄疸の原因物質で、体質性黄疸や肝機能障害、胆汁うっ滞などで高値を示します。

  • AST・ALT

どちらも肝臓の細胞が壊れるときに出る酵素で、肝機能障害(肝炎、肝硬変、アルコール性肝障害、脂肪肝)で上昇します。
AST<ALは慢性肝機能障害、AST>ALは急性の肝機能障害と判断されます。また、ASTは心筋障害(心筋梗塞など)で上昇します。

  • γ-GT(γ-GTP)

肝機能障害(特にアルコール性肝障害)や胆汁うっ滞などで上昇します。

  • Fib-4インデックス

AST・ALT・血小板の値から計算され、肝臓の線維化を知ることができます。

  • ALP(IFCC)

肝機能障害、胆汁うっ滞などで上昇します。骨疾患や甲状腺機能亢進症でも上昇することがあります。

  • LD(IFCC)

肝臓・心筋・骨格筋などの障害や、血液疾患などで高値を示します。

  • コリンエステラーゼ

肝臓で合成される蛋白で、栄養障害や肝炎など、肝臓のタンパク質合成能が低下すると低値を示します。脂質代謝とも関連しており、肥満、高脂血症、脂肪肝など脂質合成が亢進していると高値を示します。

  • 血清アミラーゼ

膵臓、唾液腺から分泌される消化酵素の一つです。膵疾患や唾液腺炎、耳下腺炎で高値を示し、慢性膵炎、膵癌などで低値を示します。

  • UN(尿素窒素)・クレアチニン

腎機能障害で高値を示します。UN(尿素窒素)は脱水、絶食、蛋白質の過大摂取などでも高値を示す場合があります。クレアチニンは、筋肉量が多ければ、少し高値になることがあります。

  • e-GFR

腎臓の老廃物排泄を推測することができ、値が低いほど腎臓の働きが悪いとわかります。

  • シスタチンC

年齢・筋肉量・性差の影響を受けないため、クレアチニンより正確に腎機能を評価できます。また軽度~中等度障害でも上昇するため早期の腎機能障害の診断に有用です。

  • 尿酸

痛風、腎不全、脱水、プリン体の過剰摂取で高値を示します。高値が長期にわたって続くと、結晶化して、痛風性関節炎や尿管結石をひきおこす場合があります。高値の原因は体質、ビールの多飲、肉類の多量摂取などです。

  • 総コレステロール

動脈硬化の危険因子の一つです。肥満や脂質の多い食品の摂りすぎ、体質などで高値を示します。コレステロールを多く含む食品は卵やレバーなどの内臓類などです。

  • 算出方法

    総コレステロール=HDL+LDL+VLDL

  • HDLコレステロール

善玉コレステロールといわれ、動脈硬化を起こしにくくします。肥満、運動不足、喫煙で低値を示します。

  • LDLコレステロール

悪玉コレステロールといわれ、動脈硬化を引き起こします。

  • sd-LDLコレステロール

超悪玉コレステロールといわれ、通常のLDLコレステロールよりも動脈硬化を起こしやすいです。

  • 動脈硬化指数(AI指数)
  • 算出方法

    (総コレステロール-HDLコレステロール)÷HDLコレステロール

  • non-HDLコレステロール

総コレステロール・HDLコレステロールから計算され、脂質異常症の判定に使用されます。

  • 中性脂肪

動脈硬化の危険因子の一つです。食事の摂取量が多い(カロリーの摂りすぎ)、アルコールの摂取、糖尿病や甲状腺機能低下症などで高値を示します。

  • 血清鉄

鉄欠乏性の貧血、慢性出血などで低値を示します。

  • Ca(カルシウム)

副甲状腺機能亢進症で高値を示し、副甲状腺機能低下症、腎不全、ビタミンD欠乏で低値を示します。

  • IP(無機リン)

副甲状腺機能低下症、腎不全で高値を示し、副甲状腺機能亢進症、嘔吐、下痢で低値を示します。

  • 電解質(Na・K・Cl)

血液中のナトリウム、カリウム、クロールの濃度を示します。嘔吐、下痢、脱水、腎疾患などで変動します。

血液一般検査
  • 白血球

風邪などの感染症や白血病で増加します。体質的にも、高値、低値を示す場合があります。

  • 赤血球

脱水、喫煙で高値を示し、貧血で低値を示します。

  • ヘモグロビン

赤血球の中に含まれ、体に酸素を運ぶ物質です。少ない場合、貧血などの原因になります。

  • ヘマトクリット

血液中で赤血球の占める割合です。貧血で低値を、脱水で高値を示します。

  • MCV(平均赤血球容積)
  • MCH(平均赤血球血色素量)
  • MCHC(平均赤血球血色素濃度)

赤血球の一つ一つの大きさや、ヘモグロビンの濃度を計算したものです。貧血の程度や種類をみるのに使います。

  • 血小板

紫斑病、肝硬変、白血病などで低値を示します。

  • [白血球分類]好塩基球

ある種の白血病で高値を示します。

  • [白血球分類]好酸球

アレルギー性疾患、寄生虫疾患などで高値を示します。

  • [白血球分類]好中球

炎症や細菌感染、白血病などで高値を示します。

  • [白血球分類]リンパ球

ウイルス感染、白血病で高値を示します。

  • [白血球分類]単球

結核、膠原病で高値を示します。

免疫検査
  • CRP

体内で炎症や組織壊死がある場合、高値を示します。

  • RF

リウマチの場合、高値を示します。

  • RPR、TP抗体

梅毒の検査です。(+)の場合でも、現在心配ないことが多く、正確な診断は精密検査が必要です。

肝炎検査
  • HBs抗原

陽性の場合、B型肝炎ウイルスに感染しています。肝炎ウイルスの活動性を調べるために、精密検査が必要です。肝がんは、ほとんどがC型肝炎ウイルス、またはB型肝炎ウイルスの持続感染者です。

  • HBs抗体

(+)の場合、B型肝炎ウイルス感染の既往を示します。(+)(-)とも、身体に影響はありません。

  • HCV抗体

陽性の場合、C型肝炎ウイルス感染既往があります。肝炎ウイルスの活動性を調べるために精密検査が必要です。肝がんは、ほとんどがC型肝炎ウイルス、またはB型肝炎ウイルスの持続感染者です。

糖尿病検査
  • 空腹時血糖
  • 正常

    空腹時血糖値 <100mg/dl

  • 境界値

    空腹時血糖値 110~125mg/dl

  • 糖尿病

    空腹時血糖値 ≧126mg/dl

  • 糖負荷検査(経口)
  • 正常

    空腹時血糖値 <110mg/dl、かつ120分値 <140mg/dl

  • 糖尿病境界型

    正常型にも糖尿病型にも属さない

  • 糖尿病型

    空腹時血糖値 ≧126mg/dl、または120分値 ≧200mg/dl

  • 60分値が200以上あれば糖尿病に発展しやすいといわれています。
  • HbA1c

過去1~2カ月の平均的な血糖レベルを反映します。

  • 当施設で採用している日本人間ドック学会の基準値5.5%は予備軍を見つけるためで、糖尿病診断に用いられる基準値は6.2%となっています。
  • インスリン

血中のブドウ糖が体に取り入れられ、利用される時に必要なホルモンです。糖尿病や膵疾患などで低値を示します。

  • インスリン抵抗指数

血液中のインスリン量が充分でも、インスリン抵抗性がある場合、高血糖になります。

  • インスリン抵抗指数=空腹時インスリン×空腹時血糖/405(1.6以下は正常です。)
腫瘍マーカー

腫瘍マーカーは、各種のがんがある場合に異常値を示すことがありますが、必ず癌があるという訳ではありません。異常値だった場合は、精密検査をお受けになり、ご確認ください。なお、正常値の場合はおおむね癌の心配はありませんが、決して癌がないというものではありませんのでご理解ください。

  • 基本
  • CEA

    主に大腸、胃、膵臓など消化器癌のマーカーです。肺癌、乳癌でも高値を示すことがあります。また、喫煙者で軽度の上昇を示す場合があり、疑陽性に注意が必要です。

  • CA19-9

    膵臓、胆道系の癌、大腸癌、胃癌のマーカーです。膵炎、胆管炎などの炎症でも高値を示す場合があります。

  • 抗P53抗体

    早期の食道癌、大腸癌、乳癌のマーカーです。

  • 肺
  • CYFRA

    肺癌(主に扁平上皮癌)のマーカーです。

  • ProGRP

    肺癌(小細胞癌)のマーカーです。

  • 膵臓
  • APOA2

    膵癌で低値となります。CA19-9と組み合わせることで、膵癌の診断補助となります。

  • 肝臓
  • AFP

    肝細胞癌で高値を示しますが、肝硬変、肝炎でも高値を示す場合があります。

  • PIVKA-II

    肝細胞癌で高値を示します。肝硬変、慢性肝炎、黄疸、ワーファリンの服用で高値を示す場合があります。

  • M2BPGi

    慢性肝炎や肝硬変で高値を示します。肝線維化測定(腹部エコー)と合わせて受けることでより精度が上がります。

  • 前立腺
  • PSA

    前立腺癌、前立腺肥大で高値を示します。

  • 婦人
  • CA125

    主に卵巣癌のマーカーです。子宮内膜症や良性の卵巣嚢腫、月経中でも高値を示す場合があります。

便潜血検査
  • 便中ヒトヘモグロビン

大腸癌、ポリープなど、腫瘍からの出血で陽性となります。炎症性腸疾患で陽性となることもあります。

尿検査
  • 比重

主に体内の水分量を予測します。脱水で比重は上昇します。

  • pH

通常、尿pHは弱酸性です。動物性食品を多く摂ると酸性に傾きやすくなります。酸性で結石ができやすく、アルカリ性で膀胱炎を起しやすくなります。

  • 糖

(+)以上の場合、糖尿病の可能性があります。

  • 蛋白

(+)以上の場合、腎炎の可能性があります。

  • ウロビリノーゲン

高値の場合、肝臓疾患の可能性があります。

  • 潜血

(+)以上の場合、尿路系の腫瘍や結石、腎炎の可能性があります。

  • 白血球反応

(±)以上の場合、膀胱炎、腎盂腎炎などの尿路感染症の可能性があります。

  • 沈渣(ちんさ)
  • 赤血球・白血球 上皮細胞・円柱

    尿を顕微鏡で観察し、尿中に漏れ出した血球成分や細胞の数、性状から尿路系疾患を見つけます。膀胱癌や腎臓癌などの尿路系腫瘍や尿路感染、結石、腎炎、ネフローゼなどが判明することがあります。

  • 細菌

    腎盂腎炎、膀胱炎など、尿路感染症で出現します。

エコー検査

超音波(耳で聞こえないくらい高い周波数の音)を使用します。被ばくや痛みはありません。

  • 腹部エコー

肝臓・胆嚢・腎臓・膵臓・脾臓を超音波で観察し、形態の変化や腫瘤性病変、隆起性病変、結石等の有無を調べます。

  • 肝線維化測定/肝脂肪量測定

肝臓の硬さや脂肪化の定量を計測することで、肝硬変や肝癌の原因として近年注目されている非アルコール性肝疾患の有無を評価します。

  • 心臓エコー

心臓の形態を超音波で観察し、壁の厚さや動きの状態を数字で評価します。また、各弁の状態や動き、血流を観察します。

上部消化管検査(胃検査)
  • 胃カメラ

食道・胃・十二指腸を、スコープを用いて直視で観察し、潰瘍やポリープ・がんなどの異常を調べます。

  • 胃透視(バリウム)

バリウムを服用して食道・胃・十二指腸を、X線を用いて観察し、潰瘍やポリープ・がんなどを調べます。

  • 胃がんリスク
  • 抗ヘリコバクタピロリIgG抗体

    抗体が陽性の場合、ピロリ菌が胃内に感染し、慢性胃炎、潰瘍、癌などの原因になります。抗生物質でピロリ菌を除菌すると癌や潰瘍の発生率を低下させることができます。

  • ペプシノゲン

    陽性の場合、ピロリ菌が胃に感染して胃粘膜に萎縮あると考えられます。萎縮が進むと胃癌が発生しやすくなります。胃内視鏡検査を受けることをおすすめします。

胸部X線検査
  • 心臓

心臓の大きさや、大動脈の異常などを調べます。

  • 肺

X線を用いて、肺のがん、炎症、結核などを調べます。

肺機能検査

肺活量や努力性肺活量の数値や波形で、肺の障害や気道の状態、肺の弾力性を評価します。

  • 肺活量

最大吸気位から最大呼気位までの空気量です。正常値80%以上です。

  • 努力性肺活量

最大吸気位から一気に速く呼び出したときの肺活量です。

  • 1秒量・1秒率

最初の1秒間に呼出される量とその割合です。正常値は1秒率70%以上、%1秒量80%以上です。

心電図検査
  • 安静時

心臓の電気的な動きを12種類の波形として記録し、心臓の状態や不整脈の有無や種類を評価します。

  • 運動負荷

運動負荷を実施し、運動前後の心電図を比較します。運動による虚血性変化の有無を評価します。

婦人科検査
  • 経膣エコー

子宮筋腫、ポリープの有無、子宮や卵巣の状態、不正出血がわかります。

  • 子宮頸部細胞診

子宮頸部の細胞を観察し評価します。

  • 子宮体部細胞診

子宮体部(子宮内部)の細胞を観察し評価します。

  • [婦人ホルモン]卵胞刺激ホルモン(FSH)・黄体化ホルモン(LH)・卵胞ホルモン(E2)

卵巣機能を調べる検査です。更年期に入る40歳代頃より、卵巣機能は低下し始めます。ただし、個人差や月経周期での変動があります。

  • HPV(ヒトパピローマウイルス)

子宮頸がんの原因となるヒトパピローマウイルス感染の有無を調べます。

  • クラミジア

性器クラミジア感染の有無を調べます。

乳房検査
  • マンモグラフィ

乳房をX線で撮影し、乳がんなどの有無を調べる検査です。

  • 乳腺エコー

乳房を超音波で観察し、乳腺症やしこりのような腫瘤性病変の有無を調べます。

  • 乳房MRI

乳房をMRIで撮影し、乳がんなどの有無を調べる検査です。着衣のままうつぶせで撮影します。

動脈硬化検査
  • sd-LDLコレステロール

超悪玉コレステロールといわれ、通常のLDLコレステロールよりも動脈硬化を起こしやすいです。

  • 血圧・脈波
  • ABI

    四肢の血圧を同時に測定し、足と上腕の血圧の比を求めます。動脈の狭窄(きょうさく)や閉塞を評価します。

  • PWV

    両手・両足の脈波(心臓から拍出された血液により生じた拍動)の伝わる速さを測定し、血管年齢を評価します。動脈が硬いほど、脈波の伝わりがはやくなります。PWVが1400cm/s以上になると、脳・心臓血管系障害の発症リスクが高くなります。

  • 頸動脈エコー

頸動脈を超音波で観察し、動脈硬化の程度や状態、血流を評価します。

貧血検査
  • フェリチン

細胞の内部に鉄分を貯蔵できる蛋白質です。鉄欠乏性貧血の場合、低値を示します。

  • TIBC(総鉄結合能)

鉄が結合し得るトランスフェリンの総量をTIBC(総鉄結合能)といいます。鉄欠乏性貧血の場合、血清Feが低値で総鉄結合能が高値を示します。

CT検査
  • 頭部CT

頭蓋内の異常を調べる検査です。出血、腫瘍、石灰化、古い脳梗塞などがわかります。

  • 胸部ヘリカルCT

胸部を輪切りにし撮影し、主に肺の異常を調べます。特に早期の肺がんを発見するのに有用な検査です。

  • 肺気腫測定

胸部CT画像で、客観的に肺気腫測定を行います(胸部ヘリカルCT検査必須)。

  • 内臓脂肪率

CTにて体脂肪の計測をします。皮下脂肪、内臓脂肪がわかります。

  • 腹部CT(上腹部)

横隔膜~大動脈分岐まで(骨盤腔を除く)の腹部全般の異常を調べます。

  • 大腸CT

大腸のスクリーニング検査です。大腸がんなどの、主に隆起した病変の検索ができます。

MRI検査
  • 頭部MRI・MRA+頸部MRA

磁気を利用して、脳腫瘍や動脈瘤、脳梗塞、動脈の狭窄などの有無を調べます。

  • VSRAD(ブイエスラッド)

アルツハイマー型認知症に特徴的に見られる「海馬傍回の萎縮の程度」を調べ、数値で評価します。

  • 上腹部MRI+MRCP

肝・胆嚢・膵・腎・脾を撮影します。CTでは指摘しにくい膵の腫瘤や膵管、総胆管の変化を観察できます。

  • 骨盤腔MRI

[男性]頻尿や排尿遅延、残尿感の原因となる前立腺肥大や、また前立腺がんの検索。
[女性]子宮筋腫・体癌や腺筋症の検索(早期がん指摘は困難)、卵巣嚢腫や他の腫瘤性病変の検索。

  • 椎体MRI

[頸椎]首・肩・肩甲骨周辺の痛み、腕~手指の痛みやしびれの原因となる変形性頚椎症、椎間板ヘルニアなどの検索。
[腰椎]腰痛、臀部~下肢の痛みやしびれの原因となる変形性腰椎症、脊柱管狭窄症、椎間板ヘルニアなどの検索。

  • 全身MRI

肺・腎・肝・胆のう胆管・乳房・悪性リンパ・前立腺・子宮・卵巣などのがんを検索。

睡眠時無呼吸症候群
  • 睡眠時無呼吸症候群 簡易検査 RDI(呼吸障害指数)

就寝中の1時間あたりの無呼吸・低呼吸の平均回数を示します。
30以上の場合は二次検査なしでCPAP治療が適応になります。20以上30未満は二次検査が必要となります。

骨粗しょう症検査
  • 骨密度

骨に含まれるミネラル(カルシウム他)の量です。

  • 若年比較%

若い人の平均骨密度を100%としたときの比較です。70%以下は精密検査が必要です。

  • 同年比較%

同年代の人の平均骨密度を100%としたときの比較です。骨密度は年齢とともに減ってきます。

  • 25-OHビタミンD

血液検査にて25-OHビタミンDを測定し現在のビタミンD欠乏状態を調べます。現在のビタミンDを知ることで骨粗鬆症や骨折のリスクの軽減につなげることができます。

甲状腺検査
  • 甲状腺エコー

甲状腺を超音波で観察し、しこりや腫瘤・腫れがないかを評価します。

  • [基本]FreeT4・TSH(IFCC)

甲状腺機能亢進、低下の分類ができます。

  • [精密]サイログログリン

甲状腺腫瘍から分泌されるので腫瘍性病変の有無がわかります。

  • [精密]TSHレセプター抗体

バセドウ病や亜急性甲状腺などの鑑別ができます。

その他
  • PETがん検診(PET/CT)

放射線を出す薬を注射することによって、全身のがんを早い時期に発見できる検査です。

  • OCT(光干渉断層計)検査

目の三大疾病といわれる「緑内障」「糖尿病性網膜症」「加齢黄斑変性」の早期発見が可能といわれています。

  • LOX-index(ロックスインデックス)

将来の脳梗塞・心筋梗塞になる可能性を評価する検査です。

  • NT-proBNP

心臓から分泌されるホルモンで、この数値が高いほど、心臓に負荷がかかっているといえます。

  • MCI(軽度認知症)リスクスクリーニング

認知症の前段階である、軽度認知障害(MCI)を早期に発見できる検査です。

  • マイナイチンゲール

NMR(核磁気共鳴スペクトル)を用いて血液から250項目を測定し、5つの健康指標に分けて点数で表示します。

  • アレルギー検査(MAST48)

下記の30項目のシングルアレルゲンと、6項目のミックスアレルゲンを組み合わせ、48種類のアレルゲンを調べます。

ダニミックス、ハウスダスト、イヌ・ネコ皮屑ミックス、イネ科ミックス、ブタクサミックス、ヨモギ、スギ、ヒノキ、ハンノキ、シラカンバ、カンジダ、アスペルギルス、ラテックス、トマト、モモ、キウイ、バナナ、ゴマ、ソバ、小麦、ピーナッツ、大豆、米、マグロ、サバ、サケ、エビ、カニ、ミルク、豚・牛・鶏肉、オボムコイド、卵白・カビミックス・木の実ミックス。

  • HIV(エイズ)

エイズの原因ウイルスの感染の有無がわかります。

  • サインポスト遺伝子検査(生活習慣病プログラム)

保有遺伝子を解析し、生活習慣の遺伝リスクを判定する検査。「肥満」「動脈硬化」「高血圧」「高血糖」など、16項目の遺伝子体質がレベル1~5で判定されます。

  • 腸内フローラ検査

便中の細菌を調べることで、腸内フローラタイプや腸内細菌の種類の豊富さがわかります。腸内フローラは、食事や運動などの生活習慣によって変化します。

  • 歯周病リスク検査

唾液中のヘモグロビンとLDを測定し、歯周病のリスクを低~高まで4つのタイプに分類します。

  • ロコモ健診

下記(1)~(4)を測定し、自分の下肢筋力年齢を知る検査です。結果より、現在の下肢筋肉量にあった体操をご提示します。(所要時間30分)

  1. 立ち上がりテスト
  2. ステップテスト
  3. 問診(ロコモ25)
  4. 下肢筋力測定器(ロコモスキャン)による測定
  • 食事診断

事前に、食事内容を2日分記録していただきます。当日は、管理栄養士による食事内容の詳細な聞き取りと、血液検査結果をもとに、健康相談を実施します。(所要時間約30分)栄養素の分析を行い、後日結果を郵送します。