血液検査の基準値が病院とは違うことがありますが、どうしてですか?
当グループ施設の基準値は、主に日本人間ドック学会の基準値を表記しています。予防医学の観点から基準値が設定されていますので、病気の診断に用いられる病院の基準値と違い、印象としては厳しい基準となっています。
マンモグラフィ検査の結果で「極めて高濃度」と書いてありますが、どういうことですか?
「極めて高濃度」とは、乳腺の密度が高いことを表します。マンモグラフィ検査では、乳腺は白く、脂肪の部分は黒く写ります。乳腺の「密度・分布」の評価として、以下の4つに分類されます。
- 脂肪性乳腺
- 乳腺散在
- 不均一高濃度
- 極めて高濃度
(3)不均一高濃度、(4)高濃度乳腺は、(1)脂肪性乳腺や(2)乳腺散在に比べ、全体的に白い写真となり、がんなどの白く写る腫瘤が見えにくくなる可能性があります。このため、(3)不均一高濃度、(4)極めて高濃度の場合は、エコー(超音波)検査も併用した方がより精度の高い健診が可能です。
極めて高濃度・不均一高濃度の場合、乳腺エコー(超音波)検査のみで、マンモグラフィ検査は不要ですか?
腫瘤とは異なり、石灰化タイプの病変もあります。石灰化タイプの病変はエコー(超音波)検査では発見が困難ですので、マンモグラフィ検査との併用が望ましいとされています。
マンモグラフィ検査と乳腺エコー、どちらを受ければ良い?
両方の検査に利点・欠点があるため、理想は2つとも受けていただくことが望ましいです。両方を受けることが難しい場合は、1年ごとに交互にどちらも受けるのがおすすめです。
マンモグラフィ検査、乳腺MRI検査、乳腺エコー検査の違いは?
| 利点 | 欠点 | |
|---|---|---|
| マンモグラフィ検査 |
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| 乳腺MRI検査 |
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| 乳腺エコー検査 |
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胃がんリスク検査と血清ピロリ抗体検査の違いは?
血清ピロリ抗体検査は、血液中のピロリ抗体を測定し、ピロリ菌感染の有無を調べる検査です。
胃がんリスク検査(ABC検診)は、血清ピロリ抗体検査に加えて、ペプシノゲン検査を行い、ピロリ感染の有無と萎縮の程度から胃がんになりやすいかどうかを評価する検査です。ペプシノゲン検査では、胃粘膜から血液中に分泌されるペプシノゲンを調べ、胃粘膜の萎縮の程度を調べます。ピロリ菌が胃に感染すると胃粘膜が萎縮し、萎縮が進むと胃がんのリスクが高くなります。胃がんリスク検査では、これら2つの検査結果をもとに、胃がんリスクをA~E群に分類して評価します。
- ピロリ菌が陰性でも、がんのリスクが少ないとは判断できません。
- 過去に除菌治療を受けられた方は、除菌結果にかかわらずE(除菌)群となります。
2020年4月~
- 除菌後の判定には、医療機関での尿素呼気検査や便中ピロリ検査をおすすめします。
PET/CT検査では、どのようにしてがんが分かる?
がん細胞は、正常細胞より何倍ものブドウ糖の取り込みがあります。その特性を利用し、放射線でマークしたブドウ糖を注射し、全身のがんを見つけます。がんの病巣からは、放射線が多く放出されます(異常集積)。CTを同時に撮影することにより、異常集積された臓器を特定することができます。
【注意】糖尿病の方は、施行にあたり、主治医にご相談ください。
睡眠時無呼吸検査は一晩のみの検査でいいですか?二晩検査した方がいいですか?
一晩のみの検査でも測定は可能ですが、測定時間が不足していたり、途中で検査機器が外れてしまい測定できていないことがあります。そのため二晩検査されることを推奨します。
睡眠時無呼吸症候群の二次検査はどのようなものがある?
睡眠ポリソムノグラフィー検査(PSG)などがあります。
- 脳波・心電図・胸部の動き・血中酸素量を同時に測定し、睡眠時無呼吸症候群の確定診断を行います。
【注意】検査には1泊の入院が必要になります。
動脈硬化検査では、エコーと血液検査のどちらを受けるのが良い?
エコーでは、実際の血管(頸動脈)を確認し、血管の壁が厚くなっていないか、プラークができていないかなどを調べます。
血液検査では、悪玉コレステロール(LDL)のサイズの小さいsd-LDLを測定し、動脈硬化につながる要因がどの程度あるのかを調べます。
理想はどちらも受けていただくことですが、どちらか一方を選ぶ場合は、お客様が気にされていることに合わせてお選びください。
頭部CTでどこまでわかる? また、MRIとの違いは?
頭部CTでは、脳腫瘍や脳出血(脳梗塞)の診断ができます。MRIは脳腫瘍や脳梗塞だけでなく、血管の状態や動脈瘤の有無も調べることができます。
頭部CTとMRIでは検査方法が異なっており、頭部CT検査は脳の状態を放射線で調べる検査で、MRI検査は脳と血管を磁気で調べる検査です。造影剤を使用しなくても血管の描出ができるので動脈瘤の評価にも有用です。
頭部MRIとMRAの違いは?
MRIは組織の異常(脳腫瘍など)をとらえます。MRAでは血管の一部が瘤(こぶ)状に盛り上がった脳動脈瘤や動静脈奇形などの血管異常の早期発見に有用です。
頸部MRA検査を受ければ、頸動脈エコー検査は不要ですか?
頸部MRA検査と頚動脈エコー検査では、確認できる範囲が異なります。 頸部MRA検査では、頭部側の血管を主に見ており、頸動脈エコーでは頸から頭へ入る部分を見ています。両方を受けていただく方が、より広範囲を評価することができます。
VSRADとMCI(軽度認知障害)リスクスクリーニング検査の違いは?
どちらも認知症リスクを測定する検査ですが、測定している方法が異なります。それぞれに特徴がありますので下記の表をご参照ください。
- これらの検査は、病気を診断するものでも、また今後病気にならないことを保証するものでもありません。リスク検査は、生活習慣を見直すきっかけとして受けていただくことをおすすめします。
| VSRAD(頭部MRI検査) | MCI(軽度認知障害)リスクスクリーニング検査 | |
|---|---|---|
| 測定しているもの | 脳の海馬傍回の萎縮の程度 | 血液中の脳の神経細胞を破壊する物質を排除するたんぱく質の量 |
| 利点 |
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| 欠点 |
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早期肺がんの発見には、胸部CTと胸部レントゲンのどちらが効果的ですか?
胸部レントゲンでは、胸部を前後左右、2方向の面でチェックするのに対し、CT検査では、輪切りにして細かく検査いたします。情報量が多いため、早期の肺がんの発見にはCT検査が有効です。放射線被ばくは、レントゲンよりも多くなりますが、CT検査によるメリット(早期肺がんを発見できる)は大きいです。
【注意】ご加入の保険組合様との契約上、胸部レントゲンが必須の場合があります。
経鼻胃カメラと経口胃カメラではどちらが良いですか?
それぞれ利点・欠点がありますので、その特徴を理解して検査を受けていただくことが必要です。
| 経鼻胃カメラ | 経口胃カメラ | |
|---|---|---|
| 利点 |
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| 欠点 |
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オプション検査にある子宮頸がん検査と、外部で行っている子宮がん検診は同じですか?
一般的な子宮がん検診は、細胞診・婦人科内診となっていますが、当グループの施設では細胞診・婦人科内診に超音波検査を加えて婦人科検査としています。
- 子宮細胞診について
従来はスライドガラス法にて検査しておりましたが、検査精度向上のため、液状化検体細胞診に変更いたしました。また、変更したことによりヒトパピローマウイルス検査(HPV検査)も同時に検査できるようになりました。
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健康保険組合様のご契約内容により、子宮がん検査の中に、「経膣エコー検査」が含まれていない場合(内診・細胞診のみ)がございます。
子宮筋腫やポリープなどが気になる方は、子宮がん検査時にも追加できますので、お申し出ください。
- 経膣エコー検査について
超音波(エコー)検査法のひとつで、子宮や卵巣などを観察するための検査です。膣の中に細長いエコーの機械(プローブ)を挿入し、子宮や卵巣などを超音波で観察し、診断を行います。子宮や卵巣の形・大きさ・状態、子宮筋腫や子宮内膜ポリープ、卵巣嚢腫の有無や大きさがわかります。
子宮がん検診は何歳まで受診が必要ですか?
現在、厚生労働省は子宮がん検診に年齢上限は設定していません。
OCT(光干渉断層計)検査とは?
光の干渉を利用して目の奥の網膜など観察でき、緑内障や黄斑疾患など、さまざまな眼の疾患の早期発見ができます。
- こんな方におすすめします
- 最近新聞や本の文字が読みにくくなった
- 目が疲れやすい
- 遠視や近視がある
- パソコン画面を見つめている時間が多い
- なお、眼内レンズ手術歴のある方や重度の白内障がある方などで、撮影ができない場合がございます。
紹介状の有効期限はいつまでですか?
紹介状の内容にもよりますが、目安として3カ月とさせていただいております。3カ月以上経ちますと、お体の状態も変化いたしますし、病院様によっては紹介状を受け取っていただけない場合もあります。そのため、健診から3カ月までに病院をご受診いただくことをおすすめしております。期限にかかわらず、どうぞお早めにご受診ください。