はじめまして。研修医1年目です。
泉大津急性期メディカルセンターで初期研修を始めてからの5か月間を振り返り、特に印象に残っている点や当院の魅力についてお話しできればと思います。
4月から6月にかけての救急科ローテーションでは、初期対応から治療方針の決定に至るまでの一連の流れを学ぶことができました。最初は基本的な採血などの手技をこなすだけで精一杯でしたが、そのような状況の中でも、指導医の先生方はまず研修医に考える機会を与え、その後に適切なアドバイスをくださるため、非常に実践的に学ぶことができました。
7月から8月にかけての循環器内科ローテーションでは、病棟業務の基礎を習得するだけでなく、心不全や不整脈治療の基本的な考え方についても理解を深めることができました。加えて、カテーテル治療や最新の器具を用いたアブレーション治療の介助に入る機会もあり、最先端の医療を間近で学ぶことができました。循環器内科の奥深さを感じつつ、実臨床に直結する知識を得ることができました。
また、当院で特に印象的なのは、上級医の先生方の温かい指導姿勢です。カンファレンスでの発表や日々の業務の中で適切なフィードバックをいただけるだけでなく、どんな質問にも丁寧に答えてくださいます。そのため疑問をその場で解決でき、安心して学びを深めることができます。さらに、定期的な研修医レクチャーや、シミュレーターを用いた縫合・CVカテーテルなどのトレーニングの機会も用意されており、手技の基本が身についた上で実践に移すことができる環境が整っています。