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リハビリテーション室

包括的呼吸リハビリテーション

当院では、COPD(慢性閉塞性肺疾患)、肺結核後遺症、間質性肺炎、肺炎、気管支喘息などの呼吸器疾患を対象に、包括的呼吸リハビリテーションを実践しています。
呼吸リハビリテーション治療の3本柱は、運動療法、薬物療法、酸素療法ですが、その他栄養治療や精神的なサポートも含めて、総合的なシステムにより、自立した生活に向けて支援していきます。
医師をリーダーとして、理学療法士、作業療法士、言語聴覚士、看護師、臨床工学技士、管理栄養士などのチームでアプローチします。


呼吸リハビリテーションの流れ

呼吸障害のある方が、少しでも元気な生活を送っていただくために、2つの治療コースを設定しています。 総合内科での診察と、リハビリ室での理学療法士または作業療法士による呼吸リハビリ面談(説明・問診)を 受けていただき、「教育入院」「外来呼吸リハビリテーション」のいずれかの適応を判断します。


呼吸リハビリ面談

面談では、以下について、わかりやすい資料を用いながら説明・問診させていただきます。  

      

 

 

 

 

 

 

呼吸リハビリ検査(評価)

機器等を用いて正確な評価結果を導き出し、運動プログラムを作成します。 また、治療終了時にも再検査し、治療効果を確認した上で、適切な生活上の指導を行います。

呼吸リハビリカンファレンス

呼吸リハビリ検査結果等をもとに、呼吸リハビリチームでカンファレンスを行います。
ご本人やご家族のご希望も考慮しながら、科学的根拠に基づいたリハビリプログラムをチームで検討します。
作成したプログラムをご本人、ご家族にも確認いただき、ご承諾いただいた上で、目標に向かってリハビリを実施していきます。

 


 

 

呼吸リハビリテーションの実際

個人に合わせた最適な治療プログラム

個々の評価と科学的根拠に基づき、下記のような治療内容を個人に合わせて選択し、リハビリを実施していきます。

 

 

動くことがつらい方への対応

「少し動くだけでしんどいのに、リハビリなんてできるかしら?」

そんな方に対しては、担当医師と相談し、人工呼吸器を使用してリハビリを実施していきます。

当院の呼吸リハビリでは、NPPV(非侵襲的陽圧換気)、RT-X(陽・陰圧体外式人工呼吸器)という2種類の人工呼吸器を利用しています。

これらを装着することで、呼吸を助け、運動することが可能となる場合があります。

運動不足になりがちな方々に、足の筋力・体力をつけていただき、普段の暮らしを楽にしていきます。

呼吸リハビリ+薬物療法

呼吸困難感が強く、訓練効果のある適切な運動時間や運動強度で、リハビリを実施できない場合に、医師と連携を行い、リハビリ実施前の吸入薬使用も検討していきます。
短期作用型β2刺激薬(SABA)を服薬すると、短時間で気管支拡張効果が得られ、呼吸困難感が軽減し、効果的なリハビリが実施可能となることもあります。

早期リハビリテーションの重要性について

肺炎や気管支炎などで入院された場合、できるだけ早くからリハビリテーションを実施し、入院前の生活能力が維持できるように取り組んでいます。

【早期リハビリが重要な理由】
1)ご高齢の場合、寝たきり予防になる。

2)入院期間を短縮することができる。 
3)認知症・せん妄の予防になる。

4)痰の貯留による病態悪化を防ぐ 。
5)人工呼吸器管理の期間を短縮できる 。

リハビリ終了後のサポートについて

リハビリ終了後も3か月、6か月、1年、1年半、2年経過後にご連絡させていただき、外来リハビリでの運動機能の再評価をさせていただいています。
再評価を実施して、前回リハビリ終了後よりも状態が悪化していれば、医師などとともにその後の対応を検討し、皆様の安心な在宅生活の継続をサポートしていきます。

呼吸教育入院

多職種がかかわり、包括的に3週間の治療と教育を実施します。

呼吸教室

退院後も地域で自分らしい生活が継続できるために、2019年より呼吸教室を開始しました。 当院で入院したことのある慢性呼吸器疾患の方を対象にパートナー同士での交流会や自己管理に向けた講義を実施しています。

 

第1回 「生活動作の工夫について」 実施報告書はこちら(PDFサイズ 219KB)

第2回 「運動の大切さについて」 実施報告書はこちら(PDFサイズ 281KB)

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