総合整形外科
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人工股関節全置換術とは変形性股関節症や大腿骨頭壊死などで股関節痛が強く生活に支障をきたす場合に適応になります。虫歯の治療と同じように悪いところを削って人工のもので置き換えようという手術です。
骨盤側と大腿骨側にそれぞれインプラント(カップ、ステム)を骨を削って設置しますが、どんな位置、角度でもよいというわけではありません。至適な位置、角度に設置しないとインプラントどうしがぶつかり(インプラントインピンジメント)、脱臼が生じます。これを防ぐためには適切な術前計画と正確なインプラント設置が重要となります。
ナビゲーションシステムとは術前に撮影したCTをもとに3次元計画を立てて、その計画を術中にコンピューターのナビゲートにより、正確に再現できるシステムです。これにより人工股関節の最大の合併症である脱臼のリスクを減らすことができ、従来の人工股関節で禁止されていた動作(しゃがみ込み、和式トイレ、正座等)も可能となります。また、至適位置、至適角度で人工関節のインプラントを設置することにより長期耐用性も期待できます。
このシステムを平成25年1月より導入し、ナビゲーションシステムを熟知している股関節専門の医師(許 太如 外来:火曜日)も赴任しました。股関節の痛みで悩まれている方はぜひ受診してください。
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ナビゲーションシステムのメリット、デメリット
メリット
- 脱臼の可能性を低減する→動作制限がなくなる
- 長期耐用性が期待できる→比較的若年の方でも適応となる
デメリット
- 手術時間が20分程度長くなる→出血が多くなることはありません
- 特殊な器械を設置するために5mm程度の小さな創が2~3か所増える
→最終的にはほとんど目立たなくなります
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