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当院は大腿骨近位部骨折や橈骨遠位端骨折などの骨粗鬆症による骨折に対して骨粗鬆症ケア(骨折連鎖予防)を積極的に実施しています。
なぜ骨粗鬆症ケアが必要なのか? ~骨粗鬆症と骨折の関係~
転倒や重たい荷物をもつことで起こる骨折(太ももの付け根、背骨、手首など)は多くは骨粗鬆症が原因で起こっています。
骨粗鬆症による骨折は1回で終わらず、2回、3回と次々に骨折を引き起こす危険性があります(これを骨折連鎖といいます)。
骨折連鎖を起こす原因は、手術で骨折は治っても、骨そのものが弱い状態が続いているからです。
骨折連鎖を起こすと、徐々に普段通りの生活ができなくなり、健康寿命が短くなります。そのため、次の骨折(骨折連鎖)を予防する必要があります。


理学療法士の役割
骨折連鎖予防は医師だけでなくメディカルスタッフを含めた多職種が協働して取り組む必要性があります。
当院は理学療法士が入院早期から積極的に参画しており、通常のリハビリテーションに加えて、転倒リスク評価やパートナー(患者さん)やご家族に対する骨粗鬆症についての説明をしています。
また骨粗鬆症マネージャーの資格を有する理学療法士が、院内全体の活動を取りまとめる中心的役割を担っています。
転倒リスク評価
- 握力や片脚立ち時間の測定など再転倒を予防するために身体機能を評価します。
- 測定結果は転院先の病院や入所先の介護施設に情報提供をしています。
骨粗鬆症の説明
- パートナーやご家族様に骨粗鬆症についての説明をしています。
- 退院時に骨粗鬆症に関する情報や検査結果を記した「骨折連鎖予防手帳」をお渡ししています。

周術期リハビリテーション
- 骨折連鎖を予防するためには「転倒しないからだ」と「強い骨」を作る必要があります。
- 運動療法はその両者(転倒予防、骨強度向上)に効果があります。
- 入院早期の術前からベッドサイドでのリハビリテーションを開始し、術後は翌日から再開しています。

当院の骨粗鬆症ケアは国際骨粗鬆症財団(IOF)の認証を受けて実施しています

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