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小児科

新生児医療から救急を含む一般小児科診療まで、小児の成長・発達全般を支える小児科でありたいと考えています。

新生児集中治療室(NICU)を含む新生児病棟では、児の発達や家族ケアにも十分に配慮した新生児医療を行っています。一般小児病棟では病棟保育士を配置するなど、入院中の患児への心理的サポートを重視したケアを行っています。小児入院医学管理料2を取得しています。救急においては、堺市救急医療事業団に協力して、泉北急病診療所に医師を派遣する一方、二次後送当番病院の輪番制に参加しています。

 

  • ■日本小児科学会小児科専門医制度研修施設
  • ■日本周産期・新生児医学会周産期専門医制度周産期新生児専門医指定研修施設

 

診療内容

小児科は外来、一般小児科病棟、新生児病棟、産婦人科病棟(新生児)を中心に診療を行っています。日本小児科学会により小児科専門医制度の臨床研修病院に指定されています。

一般小児科病棟は18床あり、小児入院医療管理料2を取得しています。病棟保育士1名を配置しています。入院患者は呼吸器感染症、気管支喘息発作を始めとした急性疾患が多く、堺市小児救急医療システムに参加して、泉北急病診療センターから木曜及び第一日曜の二次後送を担当しています。

新生児病棟は20床で、認可NICU12床とGCU8床で構成されています。大阪新生児医療相互援助システム(NMCS)に参加しており、日本周産期・新生児医学会専門医制度(周産期新生児専門医)の指定研修施設です。

大阪府地域周産期母子医療センターに認定されている当院は、産婦人科がOGCS(大阪産婦人科相互援助システム)に参加し、母体搬送も積極的に受け入れており、今後も地域の周産期医療の中核施設としての機能を充実させたいと考えています。

 

小児科外来

小児科外来は午前に急性期疾患を中心とした一般診療をおこない、午後に予約専門外来としてアレルギー、小児神経、代謝・内分泌、栄養消化器、新生児フォローアップ、ワクチン外来をそれぞれの担当医が診療しています。アレルギー外来には多数の患者さんが通院しており、食事アレルギーのチャレンジテストも外来でおこなっています。


新病院の小児科外来は広いスペースとなり、子どもが喜ぶように動物が壁に描かれました。待合中央には電車をかたどったソファが置いてあり、来院した子どもが楽しんで座っています。
小児外来のプレイルームでは保育士と一緒に子どもが広々と遊べ、受診した患者さんや家族がゆったりと落ち着いて、また安心して過ごせる外来となりました。

小児科病棟

小児病棟は動物の絵が各病室に描かれ、プレイルームは学校の教室ほどの広いスペースがあり、入院生活をより快適に過ごせる病棟です。

 

 

新生児病棟~半個室のNICU・GCU~

べルランド総合病院新生児病棟は平成9年8月に開設されました。
新生児集中治療室(NICU)12床を含む20床の規模で、低出生体重児を中心に年間約250人の赤ちゃんが入院しています。
最新医療機器をそろえ、高度な新生児医療を行っていますが、当病棟の特徴は「家族ケア」に重点を置いていることです。

生まれたばかりの赤ちゃんが入院することになった場合、ご両親、特にお母さんの不安は非常に強いものです。
この不安を解消し、親子のつながりを強くするため、24時間面会可能にするなどのさまざまな試みを行っています。
私たちは、「救命する」、「病気を治す」だけではなく、親子の愛情を育み、退院後に幸福な家庭生活が営めるように援助することが自分たちの使命であると考えています。

NICUは24時間365日の新生児当直体制で、26週以降の出産を受け入れています。新生児室はそれぞれの赤ちゃんごとに保育器のスペースが壁で独立して確保され、母乳や育児指導がプライベートにより配慮してできる環境となりました。
母乳育児を推進し、Baby friendly hospitalとして退院後も助産師とともに発育と発達のフォローアップと育児支援を積極的にしています。

 

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