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精神・神経科

21世紀は心の時代と言われるように、心の健康に対する関心の高まりとともに精神科診療所が増加しています。しかし、総合病院における精神科標榜は減少傾向にあり、精神医療の機能分化という視点で総合病院精神科の果たすべき役割を再検討する必要があります。
当科では現在、統合失調症・うつ病・神経症など多彩な精神障害の診療を行っています。

一方で当院では病院全体として急性期医療に邁進するところであり、当科の診療内容も他科入院中のパートナーへのかかわり、すなわち院内においての他科入院中に生じる精神変調への治療援助(リエゾン精神医療)が中心となっております。また、当院が「大阪府がん診療拠点病院」に指定されてからは、平成21年度より新しい精神医療の分野として「緩和医療」にも積極的に関わっています。

時代の風を感じながら、総合病院精神科として新しい専門性を確立するとともに地域精神医療の中でなんらかの役割が今後も果たせるよう、スタッフ一同力を合わせ頑張って行きたいと思います。

尚、現在のところ、スタッフ数の不足もあり、外来の受診パートナーに関しては。「診療内容」で紹介するような制限を行なっており、ご迷惑をおかけしています。申し訳ありませんがご協力のほどよろしくお願いいたします。

 

 

診療内容

診療について

治療は主として薬物療法および精神療法です。また必要に応じて、経験豊かな臨床心理士による、心理テスト・カウンセリング・発達検査も行っております。
しかしながら当科ではスタッフの不足から、特に外来では十分な診療体制が取れないのが実情で、診断確定後もしくは状態の安定後は出来るだけ地域の診療所に紹介させていただき、当科での初診は当院宛紹介状をもった患者さまのみとさせていただいております。診察はすべて予約制です。

 

対象について

統合失調症、うつ病、うつ状態、神経症(不安障害、強迫性障害、適応障害など)、睡眠障害、器質性精神障害など。但し、アルコール依存症などの中毒精神病はなるべく専門治療機関に紹介しています。
尚、時間外の診療および、救急での対応はしておりません。入院病床が無いため、入院が必要な場合は精神科病床をもった病院に紹介させていただいております。

 

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